小倉南IC付近から見た水上山と水上城址
水上城址(水上山北峰) (420m)〜
水上山 (462.3m)
みずかみじょうし(みずかみやまほっぽう)〜みずかみやま
秋晴れ続きの日曜日。各地のメジャーな山々から紅葉の便りが届きはじめ、この週末はどの山も多くの人で賑わっている様子。人の多い山が苦手な者としてはどこへ行こうか思案するも、前夜の帰宅が遅かったために出発時間遅くなり、前回登り残した北九州市小倉南区の城址の山を最近、知り合ったyummyさんのブログなどを参考に登ってみることにしました。
まず最初の山は、水上城址と水上山です。前回県道から林道合馬線経由で取り付こうと思っていましたが県道側のゲートが閉まっており断念した山です。今回は山の北西の合馬・原地区から合馬林道へ伸びる道がありこの道から林道を歩いて山へ向かうことにしました。狭い道が入り組む原地区で地元の方に道を尋ねるとルートと軽の四駆なら合馬林道まで走れること、そして理由を話すと通行の許可をいただきました。かなりの林道歩きを覚悟していただけにラッキーです。(この道は地形図では破線になっていますが、googleマップでは道路として表示されています。)細い農道の様な道を竹林へ入り急坂を登りきると合馬林道に出て左折。しばらく走ると合馬林道終点の表示がある地点に出ます。ここからこの林道は名称が変わるようで道原へ下っています。この地点から左の薮が茂る砂利道の支線に入ります。草をかき分け支線を走るとコンクリート舗装の道に変わり正面に水上山横の送電線鉄塔が見えてきます。(この支線は地形図には途中までしか記載されていません)送電線鉄塔の下を通り、先に水上城址(水上山北峰)へ向かいます。途中の広場に駐車。ここから正面に見える山頂へ林道を下ります。カーブミラーの背後から山に取り付き尾根に合流し左折。人工林の中の明確な堀切を越えた先のピークが水上城址山頂です。堀切付近からピンクに荷紐のビニールテープがありました。山頂は人工林の中で展望はなくしばらく城址の遺構を探し散策します。「福岡県の城」に山頂から下った北の尾根に祠があると記載されていたことを思い出し行ってみます。山頂から北の尾根へ下ると明確な道がありその先に情報通りの石の祠がありました。ここでUターンして同じルートで車に戻りました。林道からは北西の皿倉山がよく見えます。
車で水上山へ向かいます。鉄塔が立つピークの手前に保守路の入口がありここから取り付きます。11号鉄塔に出て左折し歩くとすぐに保守路は右下へ下っていますが、この分岐は直進。すると明るい新植地の上に出て右折し尾根を歩いた先が三角点がある広場の水上山山頂です。ここからは小倉北区方面の展望が得られますが生憎霞んだ空模様で展望はイマイチでした。
この後、この山の北東に位置する小舟山(山本城址)に向かいました。